弱っている自分
学会員の方に考えてみて欲しい事があります。
学会に少なからず疑問を持っている人に聞いてみたい。
あなたは何故、学会に入ったのでしょう?
その当時の事を思い出してみて欲しいんです。
物凄く幸せで、なんの不自由もなく生活していたでしょうか?
家族や、友人と楽しく、悩みもなく過ごしていたでしょうか?
仕事でなんのトラブルもなく、給料や人間関係に悩ませれる事なく働いていたでしょうか?
恐らく、そんな事はなかったと思います。
宗教(特にカルトと呼ばれる)に入った時、人間は何かしらの悩みや不安があるはずなんです。
学会員が、あなたに近づいて来たときの状況を思い出して下さい。
何かありませんでしたか?
学会員は、弱っている人を見つける嗅覚があります。
何故なら、そういう人しか学会には入らないからです。普通の感覚を持っている人は、学会には見向きもしない。
だから、思い出してみて欲しいんです。
あなたが学会に入るきっかけを。
学会員は、最初物凄く優しく声をかけ、励ましてくれます。
恐らく、学会員とはわからないでしょう。
しばらくは、学会員と言うことは伏せて、優しく接してきます。
そして、知り合いを紹介され、みんなに励ましてもらい、助けてくれます。
あなたは、弱っている自分を励まし、助けてくれる人を本当に信頼するようになるでしょう。
この人たちは、自分を本当に助けようとしているんだと。
おわかりですよね?
あにたが、信頼した時がコントロール下に入った時なんです。
学会員は、その時を見逃しません。
そうなった時に、座談会に誘われませんでしたか?
同じような人がいて、みんなで助け合い、苦しみを乗り越えていったんだと誘われませんでしたか?
あなたは、なんの疑いもなく座談会へと向かったはずです。
この人たちといれば、乗り越えられると信じて。
しかし、本当はたいした話ではなく、池田大作を神だと思い込ませるための集まりなんです。
でも、コントロール下にあるあなたは、体験談や池田大作の言葉をなんの疑いもなく信じてしまいます。
たいした体験談でもないのに、凄いと思ってしまいます。
たいした話でもないのに、池田大作は人生の師匠だと思ってしまいます。
もし、脱会した人が近くにいたら聞いてみて下さい。
恐らく、みんなが口を揃えてこういうでしょう。
「なんで、あんなくだらない話を信じていたんだろう」と。
座談会に何回かいけば、立派な学会の奴隷の完成です。
あなたは、言われるがままに、新聞を取り、本を買い、学会に金を差し出し続けるでしょう。
何故なら、もう奴隷なんですから。
だから、少しでも疑問に感じ、脱会という事が頭の片隅にあるのであれば、入った当時の事を思い出してみて下さい。二世や三世の方は、本当に信じてみようと思った時の事を思い出してみて下さい。
弱ってはいませんでしたか?
誰かに頼ろうと思うのは悪い事ではありません。
人間なんですから。
ただ、頼る相手を間違えると、人生が狂ってしまいます。
人生を取り戻すためにも、最初の頃を思い出して、よく考えてみて下さい。
なにかが、見えてくると思いますよ。
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